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子を貸し腕を貸し仕る
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打っちゃけた噺、知識なんて無くても或る事に留意すれば困らない。其れが機能語だ。所謂文法語とも云われる物だ。

例としては、接続詞、冠詞、前置詞、後置詞、助動詞なんかが在る。

是等は文の構成をきっちりさせる為に不可欠な物だ。

上流階級で在れば在る丈機能語面に於いて躾が行き届いて居る場合が多い。親自体が機能語母語話者で在る為、子供にも継承される訳だ。御嬢様詞等も概ねそんな所だろう。

一方内容語―名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞なんか―に関しては、知ってる丈で機能語抜きで意味が理解出来て終う為、結果として機能語が軽視され勝ちだ。

然し乍ら、機能語が出来るか出来ないかの差は表現語彙数に顕著に現れる。

外國語として習う英語で作文を書いた時我々が必ず母語話者に指摘されるのが冠詞の用法。國語に於いても後置詞の用法を指摘される程自信の無い人が居る。

文法學者とは、機能語非母語話者―更に突っ込んで見ると顕在的威信言語母語話者としても良いかも知れぬ―の一般大衆が、何とか上流階級の仲間入りを果そうと後天的に機能語を修得した者と定義しても良さそうな気がする。

語學では機能語を物凄く重視する。其の為、語學を余す所無くきちっと學んだ者達は気品に溢れて居るのでは無かろうか。

此の意味は単に發音の良さ丈では測れん様な気がする。アレ等は後天的訓練を反射的に繰り返して居るに過ぎんからだ。

語學は難しく邃い。然し面白い。

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プロフィール
HN:
胴太貫正國
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/03/22
職業:
忍頭
趣味:
文武両道の稽古
自己紹介:
一応高校英語教諭の免許が取れる事に成ったので、英学に関するあらゆる事を極めたいと日々奮闘してる次第☆ 英語を専門とするからには英語で何でも出来ないとねってのが持論。然し、英語至上主義は嫌いで英語と日本語の架け橋と成りたいと謂うのが偽り無き本音で在る。矢鱈と片仮名語を使いたがる昨今の風潮に警鐘を鳴らして行きたい。
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