忍者ブログ
子を貸し腕を貸し仕る
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

打っちゃけた噺、知識なんて無くても或る事に留意すれば困らない。其れが機能語だ。所謂文法語とも云われる物だ。

例としては、接続詞、冠詞、前置詞、後置詞、助動詞なんかが在る。

是等は文の構成をきっちりさせる為に不可欠な物だ。

上流階級で在れば在る丈機能語面に於いて躾が行き届いて居る場合が多い。親自体が機能語母語話者で在る為、子供にも継承される訳だ。御嬢様詞等も概ねそんな所だろう。

一方内容語―名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞なんか―に関しては、知ってる丈で機能語抜きで意味が理解出来て終う為、結果として機能語が軽視され勝ちだ。

然し乍ら、機能語が出来るか出来ないかの差は表現語彙数に顕著に現れる。

外國語として習う英語で作文を書いた時我々が必ず母語話者に指摘されるのが冠詞の用法。國語に於いても後置詞の用法を指摘される程自信の無い人が居る。

文法學者とは、機能語非母語話者―更に突っ込んで見ると顕在的威信言語母語話者としても良いかも知れぬ―の一般大衆が、何とか上流階級の仲間入りを果そうと後天的に機能語を修得した者と定義しても良さそうな気がする。

語學では機能語を物凄く重視する。其の為、語學を余す所無くきちっと學んだ者達は気品に溢れて居るのでは無かろうか。

此の意味は単に發音の良さ丈では測れん様な気がする。アレ等は後天的訓練を反射的に繰り返して居るに過ぎんからだ。

語學は難しく邃い。然し面白い。

PR
教育の難易度が上がるに従って、第二外国語(以後二外と書く)に取り組む。

然し其の教え方は主に訳読が中心の様な感じがする。こんな事では手緩い。

中學時代の授業で洋楽を用いた空所への穴埋めと云う物が在った。矢張りどの言語で在れ、疎通を狙うなら聴解力と發話力が必要だと思われる。

是を応用して、二外でも出来ない物だろうかと考える昨今で在る。

飽く迄も鍛錬法としての取組で、きちんと此の授業に取り組んだ人を評価する様な制度が必要に感じる。

まァ他にも方法は考えて居るンだが今日はこんな所で…



不思議なモンだ…

一つの表現なのに、其れの解釈の仕方は一様では無い。

此方が当たり前の様に使ってる表現でも相手にとっては当たり前でない物も多い。

其れが為に人間関係に皹が入る事も在り得る。

難しいね…人は挫折から学ぶ事も多いのかも知れないな…そして禁句データの様な物が蓄積されて行くのかも知れぬ。そして世界が開けて行くので在ろう。

こんな不器用な俺だが何れは表現の深奥って奴を極めてみせるぜ☆

一言若しくは其れに出来る丈近い語数で説明出来ない物は検定教科書に加えるのは避けた方が良いと思う。

そー云うのは高度な段階の語彙で在る為、初期の段階に於いては日本語で教える可きで在る。

若年者にとっては負担が大きく成る許りで在ろう。
或る人が言うには、日本人の書く論文てェのは尾括型が多く、日本語の文法も影響してるのだとか…

そー言えば中国人の書いてる日本語論文って結論を先に述べてた感じが在るね…

どの位の頻度かってのは未だ数えてないンだけど…統計なんて嘘八百だからあんま好きではないンだが…

participationって単語が在るのは誰でも御存知の事と思う。是が名詞だって事も恐らく皆知って居るだろう。だが此奴が不可算名詞だっちゅー事を知ってる人はどん位居るだろーか。Language Planning and Social Changeに此の事を裏付ける段落が在ったので紹介したい。

>When colonial territories became independent, the mobilized masses expect greater political and economic participation. These expectations, together with the rhethoric of national liberation movements, which stressed the value of indigenous tradition, authenticity, and uniqueness, may have exerted pressure to replace colonial languages with indigenous languages as media of instruction (p112、装飾は筆者に因る).

"expect greater political and economic participation"="expectations"て感じなので在る。expectationsの中心と成り得る語句は複数系で無ければ行かんっちゅー事で調べてみた次第。統語も中々面白い。難しいが遣り甲斐が在る分野の一つ。言語学者とそーでない者の違いとしては語彙のみならず音声と統語も重視する所だろう。

昨今の中学英語に於いては統語を教えない。統語を知らぬ中学生は愚か、第三文型に於けるforとtoの違いも感でしか覚えてない室長の居る個別指導塾が在り英語の専門家から見たら困り物。何でも屋も良いけど一つの事を熟知して居る専門家の存在も不可欠で在る事を肝に銘じて戴きたい。御宅等が若し経営を悪化させたくなければ―。

以上、文脈で繋がりを知る方法の一例を述べてみた。

言語計画を考える上で知っときたいのが語源学で在る。

語源を知る事で当該言語の単語を深淵に辿り付く様に感じる。

其処から生じた訳語は間違い無く正確で在ろう。

或る単語の深淵に辿り付く迄に一体如何程の年月を要するのだろう。

独語には英語のbecome(~に成る)の意味合でwerdenが存在するが、Eight Old English Poemsを読んでて些か気に成った部分が在る。其れは"weordan"と云う語だ(dと出て来て終ったが、正しくはthのズに相当する文字で在る)。

現代英語では失伝してるみたいだ。だが、言語計画士(language planner)としては英語在来語で在る此の語の復興が急がれる可き物と思う。こーゆーのを言語計画の三大要素が一つで在る語彙計画(corpus planning)なれば苦も無く実行出来る。恐らく何らかの形で成文化(codification)し標準化(standardization)に迄漕ぎ着けるで在ろう。

抑ノルマン人の征服の御陰で英語は滅茶苦茶に成ったのだから英国人は何とか考えた方が良いと思う。

インドの言語の内、ヒンディー語とウルドゥー語は同じ印欧語族。反してタミル語はドラヴィダ語族で在る。

そして『日本語の教室』(大野 晋)に於いてはタミル語と日本語が同根で在ると云う事を前提に論を進めて居る。

 言語学の世界では親類縁者の無い事が常識の日本語で在る丈に此の説は尚更興味深い。其れがインド先住民の言語で在れば等閑には出来んだろう。

今後の研究が楽しみで在る。

此処の箇所は適宜修正してこうと考えて居る。

區別的發音符に始まる非日常的な記号。コーパス・テキストに於いては数字や#、%、*等が用いられる。コーパスの様式に因り、記号は千差万別。

※何つーか”Advances in the Creation and Revision of Writing Systems"で取り上げられてたから調べてみた迄の事。つってももちっと読んでかんと解らんよね、こーゆーのって(苦笑)…

正書法上、一音素対応の二文字の事。

 『英語学用語辞典』では以下の様な例を取り上げて居る。

>science, back

まァ此の辺りは簡単だと思うよ。

あー凄ェ泡食った。サーバーが逝かれてて危うく翌日付で記事を書いちまう所だった。ヤバ…

なので今日は時間が無いから簡単なネタを御披露目。

『独検3級突破単語集』って云うCD附属の奴見てて気に成ったンだけど、Hauptbahnhof(中央駅)とかHauptstadt(首都)とかHauptstrase(メインストリート)って奴が在るのよね…ほんで何れもHauptで始まってる所が味噌なんだけど、此奴を『アクセス独和辞典』(三修社)ってので調べてみると以下の様な感じで出て来た。

1. 頭(英head) 2. 頭目,頭領,首長

要は『本筋』とか『核』に相当する様な意味合って事だよね…

気に成ったから書いてみた。興味有る人は参照してみれば?!

toと不定詞の間に副詞句が挿入された物―って其の侭やん(笑)―。

* to deeply understand what the teacher says

実は文法の知識が或る程度付いて来るとこーゆーのは多用するンだよね…面白い事にwww…

前者が主要部名詞を修飾し、曖昧性を解除させて意味を明確にさせる形容詞なのに対し、後者は主格補語乃至目的格補語として用いられた形容詞の事。

前者は極有り触れ過ぎて居る為割愛。後者の例文としては

* She is happy.

* They made her happy.

等が挙げられる。第二文型と第五文型にのみ補語は現れる事に注意しよう。

ンまァ名は体を現すっちゅーか読んで字の如くなんだけどねwww…

本来、形容詞として使用された語に接尾辞-lyを付けて派生した副詞。英語副詞中最多。

とゆーかこんなんにも名前が在るンだねェ…

newlyとかkeenlyとか色々在るでしょ?!

O. Jespersen (1924), The Philosophy of Grammar.の用語で従属ネクサスが目的語として用いられた物。英語学用語辞典では次の物を例文として扱って居る。

>We found John alive.

是って詰る所第五文型じゃん☆ まァ目的語で在る事は間違い無い訳なんだがwww…

混同され勝ちな是等2つの言葉だが明確に違う。

先ず『感染』で在るが、広辞苑には以下の様に書かれて居る。

>(infection)

1. 病原体が体内に侵入すること。また、病気がうつること。「流感に―する」

2. 他の影響を受けてその風に染まること。かぶれること。「悪に―感染する」

『発症』の場合は

>病気の症状が現れること。

解釈としては恐らく、前者が何とか体の仕組みを変化させつつ適応させてく過程なのに対し、後者が適応に失敗した結果なのではないかと思う。要するに後者の場合は一種の拒絶反応なのではないだろーか。

ブログとかチャットの世界で猫も杓子も当然の様に使う様に成ってる辞の一つが『レス』。抑の語源は何なのだろう。

と辞には人二倍煩い英語の専門家は考えてみた。

つらづらと英語文献を修行してく内に、或る単語に行き当たった。そいつが『respond』。語意は『反応する』。

成る程、良い語が『返信』の意を充てる様に成った物で在る。感心感心♪



忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
胴太貫正國
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/03/22
職業:
忍頭
趣味:
文武両道の稽古
自己紹介:
一応高校英語教諭の免許が取れる事に成ったので、英学に関するあらゆる事を極めたいと日々奮闘してる次第☆ 英語を専門とするからには英語で何でも出来ないとねってのが持論。然し、英語至上主義は嫌いで英語と日本語の架け橋と成りたいと謂うのが偽り無き本音で在る。矢鱈と片仮名語を使いたがる昨今の風潮に警鐘を鳴らして行きたい。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析