教育に関して煮詰めた議論を!!

教育職員免許法の改正を含め全然煮詰まらない儘、与党の数に任せた横暴が目立つ。野党が審議拒否すると云う事は其れは其れで立派な意見として尊重されなければ行けないと思う。

抑無理に対案を出す必要が何処に在るのだろうか。先ずは全体の調和を保った上で審議しても良いのでは無かろうか。最近の与党の横暴には目に余る物が在る。ﾊﾟﾌﾞﾘｯｸ･ｺﾒﾝﾄにしろ、一週間と云う短さ。是は完全に多忙な社会人達を政治の世界から遠ざけて居る様に思えて成らない。

更に、教育再生に携わった人間は教育の専門家では無い。詰り其れ丈現場の人間が不足して居ると云う事なのだ。現場の声を中心に審議し直した方が良いのでは無かろうか。教員免許状を更新制にする事に因る負の側面が完全に見落とされて居る様な気がする。

更新制にして不適格教員を摘発する事で教師達は上司の御機嫌取りに終始する様に成るだろう。挙句の果てに研修を中心に考え過ぎ、子供の事が等閑に成る感も否めない。教員は現場で成長する物で在る。

此の問題を考える上では教職課程の授業料も考えねば行けない。政治家の様な金持ちならば更新制にしても困らないのかも知れないが貧乏人に取っては大迷惑だ。もう少し金の有難さを感じて貰いたい。教員免許は余り裕福で無い者達が日の目を見る為の物で在り、強者を優遇する様な政策は止めて欲しい。